会長挨拶
令和二年はコロナウイルスによる肺炎の蔓延という不幸な出来事でスタートしました。
中国をはじめとした海外からの観光客の激減によって観光事業を始め、小売業界は大きな痛手をこうむりました。
そして、東南アジアに生産工場を持つ産業界も部品等の生産が滞り、自動車等の基幹産業に影響を及ぼしています。
更にはプロ野球・サッカーなどの無観客試合の実施や多数のイベントの中止など私たちの日常生活にも影響を及ぼしています。
また、小中高校が臨時休校となり、母校の西代中学校でも卒業式や高校の入学試験などにも支障をきたしています。
そして、同窓会の皆様も子育て世代、大学受験世代、就職活動世代、共働きをされている方々、両親の世話をされている方々など多大な影響を受けていらっしゃることと思いますが、この困難を乗り越えて頑張っていただきたいと祈念いたします。
さて、西代中学校同窓会は阪神大震災の後、被害が大きかった長田地域の復興を願って同窓生同士が懇親を深め、学校の発展と地域の発展にお役立ちしていこうと発足しました。
現在、神戸市立の中学校で組織だった同窓会を存続している学校は多分ないと思います。
同窓会創設二十周年には神戸市教育委員会からも総会にご臨席いただき祝辞をいただきました。
発足から二十年以上活動してきましたが、今後も永続していくための悩みもあります。
それは40歳代以下の若い力が必要だということです。
会報「にしちゅう」でご覧のように各回生を代表して二名の理事を選出いただき、同窓会との連携と意見交換を図っています。
しかし、現状は40歳代以下の回生で理事不在の回生が数多く存在しています。
漏れ伺う様子では同期の会合は定期的に実施されている回生も多いと聞いております。
同窓会存続のために、理事不在の回生は是非とも理事を選出いただき、貴重なご意見を聞かせてくださるようお願いいたします。
賛助金振込先 郵便局 口座記号番号00930-3-128082 西代中学校同窓会
同窓会長 芝田秀清